「都市ではないからできること」が、田舎にはたくさんあります。そのメリットに気づくことは新しいビジネスづくりに繋がります。京都村では都市の企業と田舎を結ぶ架け橋となって、双方のための企画・コンテンツづくりをお手伝いします。
京都には山があります。谷があります。海があります。それぞれに個性豊かな集落があります。
そんな田舎が持つコンテンツ（農産物、食文化、伝統・歴史、自然）は都市部にとっても魅力に溢れています。
農山村と都市部をさまざまなカタチでつないでいるのが、NPO法人いのちの里京都村。いくつかある取り組みの中から、
「京都村エクスプレス」と「京都村ダーチャ」による企業とのコラボレーションの提案を紹介します。
京都村エクスプレス × 集客施設
京都村ネットワークで、京都府内のいろいろな集落（いのちの里）から旬の野菜を集めて、集客施設（ショッピングモール、ホームセンターなど）に、京都村エクスプレスの直行便でお届け。新鮮・安心・おいしい感動いっぱいの野菜たちが人びとのお出かけを誘います。
「いのちの里の野菜が新鮮・安心・おいしい・もったいない」の秘密
おじいちゃんおばあちゃんが自分たちで食べるために育てたお野菜は、農薬や添加物がほとんど使われていません。しかし、過疎化・高齢化した集落では、収穫した野菜を自分たちだけでは食べきれず、おすそわけするご近所も少なくなっていて、しかたなく捨てることもあります。この、もったいない野菜をなんとか都市部のみなさんにおすそわけしよう、というのが「京都村エクスプレス」です。
おかげさまで、京都村エクスプレスは大好評！
「京都村エクスプレス」とは
京都府内広域の過疎高齢化集落をネットワークし、これまでロットや輸送コスト等の問題でほとんど都市部に流通しなかった、規格外や少量の新鮮野菜や特産品をトラックで集めそのまま都市部に届ける仕組みを、「（株）フタバロジコム」と協働でつくりました。
京都村ダーチャ × 集合住宅
都市部に暮らすみなさんに、気軽に田舎との二住生活を楽しんでもらえる仕組みとして誕生したのが「京都村ダーチャ」です。マンションや団地等が集落とつながり、仲良くなることで、季節ごと、あるいは月ごとに「田舎での1日（お泊まり）」を楽しんでいただけます。援農、伝統食づくり、祭り、自然、民家へのお泊まり、といった田舎体験。さらには、新鮮な農産物を優先的に買い求めることもできます。
集落と集合住宅のお互いが幸せになれるサポートは、NPO法人いのちの里京都村がいたします。もちろん、企業・商店街・NPO等の組織内のグループでもＯＫです。
「京都村ダーチャ」とは
京都の山奥に住んでいても、つねに京都のまちなかのことを身近に感じる。京都のまちなかに住んでいる人も、京都の全域を自分たちのまちとして考える。農村部と都市部は別ではなく、同じ地域、同じ社会を一緒につくっている。そんな意識を、みんなで共有できる社会をつくるために、農山村と都市部を×でつなぎ、二住生活者を増やそう、という取り組みです。
