岡田中は、加佐の中でも高齢化率・過疎率が高い地域です。過疎化が進んだ原因は、生活を支える産業がなかったこと。酪農や養鶏などにも取り組んだがうまく 行きませんでした。道路は狭く、橋も大雨の度に流される、電灯もない環境。産業を育てる以前に生活条件があまりにも悪かったため、いろんな不自由をを行政 に訴えるために住民全戸で「暮らしを守る会」が作られました。その結果、いろんなことが改善され、ようやく人が満足に住めるようになりました。 その頃から本格的に移住者を集めようという動きもスタートしました。都会の人に自然に囲まれた田舎暮らしと農業体験をしてもらうための「農業小学校」（現 在休校中）、誰もが農地を所有して農産物をつくることができる「棚田オーナー制度」など、地域外の人が岡田中に愛着を持ってもらうための仕組みも。中で も、直接的に移住者を募る「トレーラーハウス」は、舞鶴市の指定管理者として農事組合が担当。家賃は、畑が3枚もついてなんと月額2万円。親子3人程度な ら十分に住める広さです。現在も移住者を募集中ですので、田舎暮らしに憧れている皆さん、ぜひ移住を考えてみてください。

※現在、空きはありません。