タイムスリップができる集落
五十河(いかが)地区(旧:五十河村)は、丹後半島の玄関口である京丹後市大宮町の東部にあります。府内有数のブナ林があり、四方を山林に囲まれ四季折々の景観美が楽しめる農村で、小野小町ゆかりの地としても知られています。
しかし、過疎高齢化の中で里山を中心に点在する竹林の手入れがなされず、森林の荒廃化が進み、丹後半島を縦断し日本海へ流れ込む竹林川の水源林としての役割も危うくなってきました。
そこで、明日、延利、五十河、久住、新宮の5つの集落が連携し、農村と都市をつなぎながら、各集落に点在している魅力を最大限に点在している魅力を最大限に活用した新しい農業ビジネスのモデルケースづくりがスタートました。
また、五十河にある民家苑ではダムに沈むはずだった古民家などが3軒移築されていて、ちょっとした丘の頂上に昔ながらの茅葺き屋根の古民家が並んでいる光景はタイムスリップしたかのように感じます。現在では地元住民やNPO団体などが協力して管理し、農村体験ビジネスなどを行っています。